熊本地震関連情報
熊本地震における支援の状況報告
この度の熊本地震に際しまして、全国の皆さまより多くのご支援をいただき心から深く感謝申し上げます。被害の少なかった愛隣館は、支援に全力を尽くします。これからもどうかお支え下さい。
2016/4/18
熊本、愛隣館の三浦です。
今回の熊本地震に際し、心からのご心配を頂き深く感謝申し上げます。
愛隣館のある山鹿市は、大きな被害のない状況で、入居、在宅利用者、職員(一部被災)共に元気です。ただ昨日、入居者の方の親族が、震災で一名お亡くなりになったとの知らせがありました。
私は16日本震の時、14日前震のかたずけのため熊本市中央区にいて、必死で逃げました。一瞬で全ての物が倒れ、割れ、天井漏水する真っ暗な中、懐中電灯と携帯も飛び、探せずの有り様でした。そのまま山鹿へ帰り、16日から、利用者の安否確認と他施設等被災を確認。福祉避難所として、被災障害者、強度行動障害などで避難所へ行けない方や、車椅子使用で聾唖のご夫妻と家族の受け入れを始めました。
17日に、当社会福祉法人愛隣園熊本地震地震支援対策本部を立ち上げ、被災者施設に全力を尽くす体制が出来ました。
現在、九州、全国身体障害者施設協議会からの支援申し出を受け、私たちの被災確認と、熊本市障害福祉課から支援要請により、水食料、生活用品を施設や在宅障害者の方々に届ける活動を続けています。その現状は別紙にて。
まだまだ余震も続き、ライフラインの復旧状態、物流の滞りなどで、危機状態の訪れ方、ニーズが変わっています。
どうか、みなさまのご支援と見守りを、心からお願い申し上げます。
三浦 貴子